製品改良を行い差別化を図り特許・商標・意匠を取得
- ペットボトルのキャップのアイデアについて、事業を開始し、大手企業に対して交渉を有利に進めるためにどうしても特許を取得したかった。ところが、出願前の先行技術調査の結果、似たアイデアについてすでに出願されていることが分かった。
どうしても特許を取得したいとのことでしたので、特許取得の方向性をお伝えして、製品の改良を行っていただき、先に出願されたアイデアとの違いをだすことができた。さらに特許を確実に取得するために、お願いした実験を繰り返し行っていただいた。
特許出願後、拒絶理由通知を受けたものの、無事に特許を取得することができた。さらに、意匠、商標について権利を取得し、特許×意匠×商標の知財ミックスの権利取得が可能となった。取得した権利をもとに飲料メーカーなどと交渉を行い、ペットボトルキャップ自体の提供、ライセンス収入を得るために交渉を行う予定である。この会社が不利な取り扱いとならないよう契約も重要となります。
今後の改良部分については、特許と意匠を取得していき、知的財産権の範囲を広げていくように知財戦略を考えています。