【日本】 特許庁 人工知能(AI)で審査効率化へ
特許庁は、来年度、人工知能(AI)を使った特許の審査の実証実験を始めるとのことです。
この夏にも、NTTデータと協力して、出願内容の分類や、過去の特許情報の収集について、自動化をすすめます。
日本特許庁には、1年間に50万件を超える特許、実用新案、意匠、商標が出願されています。
AIによる作業の効率化で今後、特許の権利化までの期間を現在の半分程度に短縮したい考えです。
具体的にAIの技術の適用の可能性を検討するのは、出願の受け付け、方式審査、分類付与、実体審査です。
各分野を複数のプロセスに細かく分け、業務ごとに、AIで作業を効率化できるか、費用対効果についても検討します。
来年をめどに、AIを活用できると判断した業務に関しては、試験運用を行う計画です。