特許庁新着情報(2023/4/28): 【特許】マルチマルチクレームの制限について(出願状況のアップデート)等

特許庁新着情報(2023/4/28):

・【特許】マルチマルチクレームの制限について(出願状況のアップデート)

特許出願全体に占めるマルチマルチクレームを含む出願の割合は、
マルチマルチクレーム制限前は65%程度であったのに対して、
制限直後は5%程度(令和4年4月出願分は6.0%、同年5月出願分は4.5%)、
制限1年後は3%程度(令和5年2月出願分は2.9%、同年3月出願分は3.1%)(※1)に減少しています。

また、実用新案登録出願全体に占めるマルチマルチクレームを含む出願の割合も、
マルチマルチクレーム制限前は25%程度であったのに対して、
制限1年後は3%程度(令和5年2月出願分は1.9%、同年3月出願分は4.0%)(※1)に減少しています。

このように多くの場合において出願前に対応していただいておりますが、特許出願について、出願後にマルチマルチクレームを含むことに気づいた場合は、例えば審査請求するときまでに自発補正することをご検討ください。これにより、マルチマルチクレームに係る委任省令要件違反の拒絶理由が通知されることを回避することができます(※2)。

詳細は、下記をご参照ください。
出典:特許庁

・【意匠:模倣品対策対応 意匠早期審査】新型コロナウイルス感染症により影響を受けた手続の取り扱いについて

下記のとおり、当該運用について柔軟な対応を行っておりましたが、このたび、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更等を踏まえ、
これまで、新型コロナウイルス感染症により影響を受けていた場合に定めていた取扱いを終了し、従来の運用に戻すことにします。
この従来の運用は、令和5年5⽉9⽇(⽕曜⽇)以降の⼿続について適用されます。
上記の日付より前の手続については、引き続き下記のとおり柔軟に取り扱います。

         記

新型コロナウイルスの影響により手続に不備等があった場合であっても、これを理由に当該運用の対象外とはしません。
また、1か月以内に一次審査結果を通知するように努めておりますが、審査結果の発送が1ヵ月程度遅れる場合があります。

詳細は、下記をご参照ください。
出典:特許庁

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