【日本】 「色商標」を初登録へ
日本特許庁は、3月1日、「色彩のみからなる商標」の登録を初めて認めました。
登録が認められたのは、トンボ鉛筆の消しゴムの「青・白・黒」の組み合わせと、
セブン-イレブン・ジャパンの店舗や商品に使われる「白・オレンジ・緑・赤」の組み合わせの2件です。
どちらの色も30年以上使われ続けており、両社が積極的に宣伝を続けていること、
また、消費者の人気や認知度が高いことが、今回の登録につながったということです。
日本特許庁では、昨年の4月から、音や動き、色彩のみの商標など新しいタイプの商標の出願を受け付けていて、これまでに、およそ1500件の商標出願があったということです。
色彩のみからなる商標以外ではすでに200件を超える登録がなされています。
新しいタイプの商標は企業のブランド戦略に大きな役割を果たすことが期待されています。
トンボ鉛筆:出願番号 2015-29914 (画像右)
セブン-イレブン・ジャパン:出願番号 2015-30037 (画像左)