【欧州】2017年 特許出願件数が過去最高
EPOの発表によりますと、2017年の欧州特許の出願件数が31万件を超え、過去最高となりました。
欧州特許は、EPOへの直接出願と、PCT国際段階の出願件数を併せたものです。
EPOへの出願件数を国別にみますと、1位がアメリカ、2位ドイツ、3位日本、4位フランス、5位中国となっています。
日本からEPOへの出願件数は、約2万2000件と、前の年より3.5%増えました。
企業別では、1位が中国のファーウェイで、中国企業が首位となるのは、EPO史上初めてだということです。日本企業は、13位ソニー、21位パナソニック、22位キャノン、23位日立製作所がそれぞれランクインしています。
EPOの特許庁審査官が提供した、調査、審査、異議決定件数は、41万件を超え、前の年と比べて約5%増えました。EPOは生産性の増加が顕著だとしています。